いきいき元気なひと Vol.12

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「大間縁側お茶カフェ」
開催日:毎月第1、第3日曜日 11:00~16:00頃
休憩料 1軒300円(お茶・お茶うけはサービス)
オクシズ100選 大間縁側お茶カフェ(オクシズ100選)

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「はしご茶」しましょ
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 山々の稜線を眺めながら、おいしいお茶をいただいた。素朴な笑顔もご馳走。こんなに仕合わせな気分になったのは久しぶりだ。噂通りの「天空の癒し里」だった。

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 ここ静岡市葵区大間は、市内から車で約1時間半、標高約800mにある集落だ。今日は「大間縁側お茶カフェ」の開催日。農家さんが自宅の縁側を開放して、お茶やお茶うけでおもてなしをする集落あげてのお楽しみの日。集落といっても5世帯10人。森邦枝さん75歳は、この地で茶園を守る一人だ。

「この日が待ち遠しい。みんなに採れたての野菜を食べてもらいたい。ここはご飯と調味料があれば十分暮らせるわよ」
 農作業で身体は痛いが内臓の病気をしたことがないと大笑い。この笑顔がたまらない。

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 縁側お茶カフェは、8年前、この地を気に入り移住した小櫻義明静岡大学名誉教授の提案が始まり。「この集落全体が茶室。お客様に家に来ていただいて、畑の中のものをお茶うけに、自分で作ったお茶でおもてなしをする。気に入っていただいたお茶や野菜はおすそ分けする」こんな先生の考えが集落の人々の心を動かした。縁側お茶カフェには、過疎化や高齢化が進む集落の人が刺激を受けながら、自信と生きがいをもってほしいとの願いが込められている。おもてなしはそれぞれ。2軒3軒と、はしご酒ならぬ「はしご茶」もここでの楽しい過ごし方だ。

 静岡から来た仲良し3人組に出会った。初対面なのに、不思議と会話が弾んだ。縁側は、人と人の縁が深まる実に心地いい懐かしい場所だった。これからも、皆さんとの縁を大切にしていこう。
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